時計・貴金属・眼鏡業界新聞に掲載されました。
この業界新聞はなんと1947年(昭和22年)に創刊した歴史ある新聞だそうです。
デジタルジュエリー®協会メンバーである株式会社エファーナの大山剛社長が同紙にコラムを担当されている関係でお声がけいただきました。
以下、記事本文です。
全国に広がるデジタルジュエリー®協会メンバー、広島県KOUKI倉迫の倉迫貴一さんから戴いたご挨拶です。
当店は広島市中区の「KOUKI倉迫」という小さなジュエリーショップです。
私の祖父が昭和21年に創業し、2代目の父が継ぎ、現在は私が3代目を務めています。
私は平成12年に大学卒業後、金融機関に就職し、5年半勤務の後、平成17年10月帰郷し後を継ぎました。当時、店内催事等が主体でしたが、お客様の高齢化が顕著でした。
そのため、婚約・結婚指輪等のオーダーメイドやジュエリーリフォームを中心とした店頭対応に転換を目指し、平成18年10月に集客のためのホームページを開設しました。
結婚指輪は地元の職人さんと組んで、鍛造フルオーダーを中心に据えました。
他のオーダー・リフォームはセミオーダーを基本に、平成25年頃からは甲府のメーカーさんへの外注で3DCADによるフルオーダーも開始しました。
このフルオーダーはメーカーさんの丁寧な対応のおかげもあり、好評でした。
ただコストとの兼ね合いもあり、CG確認のみで、お客様と完成イメージを共有するのに苦労することもありました。
そんな中、佐藤善久氏のデジタルジュエリー®プロ講座を知る機会がありました。
非常に魅力的な内容でしたが、日々の業務の中で立ち消えになってしまいました。
数年後の令和2年4月、コロナ禍での緊急事態宣言により休業協力の依頼があり、約3週間に渡る休業を決断しました。
非常な危機感を覚える中、来店せずにオーダーしたいとのお問い合わせが続けてありました。
5月の休業中に今後の対応を検討する中で再度、デジタルジュエリー®のお話を聞く機会がありました。
話を聞きながら「これだ!」とひらめきがありました。
まず3DCADデータ作りから原型の3Dプリントまでを自社で行うことでお客様のご要望に自社内でお応えできること。
そして途中確認を試着も含め丁寧に、オンラインでも行うことができること。
時代に即していると感じました。
すぐに佐藤氏に連絡をとり、翌6月には受講を開始。
コロナ禍のため、授業は動画とZOOMを使用したオンラインのみです。
受講期間中のフルオーダーのご注文は自社対応に切り替えていきました。
令和3年5月には認定試験にも合格し、デジタルジュエリー®認定デザイナーとなりました。
同時に当店もデジタルジュエリー®認定店として営業することとなりました。
デジタルジュエリー®導入により、お客様にもより安心してオーダーいただけるようになりました。
3DCADデータ制作や3Dプリント出力で簡単にはいかない場面もありますが、お客様のご要望に少しでも高いレベルでお応えできるように、一つずつ乗り越えていっています。
ご納品する際、感激していただけることも多く、お客様から勇気をいただいています。
おかげ様で現在では年間500件ほどのオーダーメイド・リフォームの受注を承っています。
これからも日々成長して、より多くのお客様に喜んでいただけるジュエラーを目指していきます。
KOUKI倉迫(コウキクラサコ)
代表取締役 倉迫 貴一
住所:〒730-0805
広島県広島市中区十日市町一丁目3番38号
https://www.kouki-kurasako.com/
広島県公安委員会 第731020700043号
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